2020年ラジアルユース/4.7ユース世界選手権等代表選手選考方針の公示
2020年ラジアルユース/4.7ユース世界選手権等代表選手選考方針ならびに身体能力測定実施要領を公示しました。
強化委員会のページから参照ください。
2020年ラジアルユース/4.7ユース世界選手権等代表選手選考方針ならびに身体能力測定実施要領を公示しました。
強化委員会のページから参照ください。
今年の全日本選手権は浜名湖で、三ケ日青年の家とビーチスマリーナに分かれて開催されます。
クオリファイ獲得状況をご確認のうえ、多くのご参加をお待ちしています!
秋の九州選手権(鹿児島県平川ヨットハーバー)の日程が決まりました。
10月13日(日)~14日(祝)
公示は近日中に発表します。
以上
大会6日目・決勝3日目 最終日
快晴の朝を迎えました。
朝から今までとは違う北東の風が順調に吹いています。
コーチミーティングで今日の天気予報は2〜5ノットとレースを実施することが難しいほど風が弱いことが伝えられ、レース延期を示すAP旗が10時に陸上で掲揚されました。
北東の風が11時過ぎまで続き、だんだんと無風になってきたところで いつもの西寄りの風を期待して出艇のサインであるD旗が掲揚されました。
レースエリアに到着したものの東西の風がぶつかり合い無風状態が続きました。結局、シリーズの最終リミットの15時までにレースができないと判断して14時前にはAP+A旗が掲揚されノーレースとなりました。昨日までの成績が最終成績となります。
18時に大会の開催地であるポーツマスオリンピックハーバーで表彰式・閉会式が開催されました。入賞した他国選手は胴上げをされたり湖に落とされたりと手荒な祝福をチームメンバーに受けていました。日本チームは抜井選手が入賞までもう少しでしたが入賞ゼロという結果となり悔しさの残る大会となりました。
若きセーラーたちの戦いは終わりましたが、今後はこの大会での経験を活かし、他種目へのステップアップも含めて日本のセーリング界を牽引する存在となって欲しいと思います。
ご声援ありがとうございました。
大会を終えての選手コメント
男子
岡田選手
今回初めてレーザー4.7ワールドにでて改めて自分の悪いところや修正点がわかりました。特にスタートや強風の時にしっかりと起こせて走れないことを感じました。セールセッティングや体力面でも足りず中風までしか、きちんと走ることができなくてとても悔しい大会になりました。これからは強風でも勝てるように体力と体重、技術面でも頑張って行きたいと思います。
元尾選手
今回は3度目の世界選手権という事で上位10%に残るという高い目標を掲げてレースに臨みました。
日本のレースには無いほど、コース設定が長く精神的なスタミナも必要となる大会となりました。それに加え毎日ハイクアウトコンディションで身体の疲れも目立ちました。
この大会で1番吹いた最終レースで10番前後で回航できたことは自信になりました。この自信を次のステップに繋げられるよう今後も頑張りたいと思います。サポーターや保護者、そしてコーチの皆さんありがとうございました!
豊島選手
4.7ワールドでの目標は、ゴールドフリートに入ることでしたが、あと一歩のところで、悔しい思いをしてしまいました。しかし、シルバーフリートでは、自分の走りが存分に披露でき、総合では2位という結果も残せ自信がつきました。悔いが残る大会でしたが、自分のプレーを最大限に引き出すことができたので良かったです。応援ありがとうございました。
女子
抜井選手
入賞という目標を達成できなかったことはとても悔しいです。
でも、今まで苦手意識のあったスタートや強風のレースで海外選手に食らいついていけたことなど、自分の成長を感じることもできたレースでした。
今回得た自信も反省も糧にして、セーラーとしてさらにレベルアップしていけるように頑張ります。
大槻選手
今までずっと課題にしていたスタートを決めることができたレースが多かったのでよかったです。しかし、アップウインドでスピードが無く、コースもあまり上手くひくことができず、順位をキープ出来ない場面が多かったと思います。今回の経験を今後に生かせるように、これからも練習を続けたいと思います。応援ありがとうございました。
そして、帯同してくださった永井さん、岡さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
山崎選手
今回が二回目のワールドで上位30%に入る事が目標でしたが安定した順位をとることができず悔しい結果になりました。
しかし、トップフィニッシュする事ができ自分のいい経験になりました。応援してくださった皆さんありがとうございました。
AP+A旗を掲揚して帰港する本部船
曳航で帰港する日本チーム
男子入賞者
女子入賞者
表彰式での集合写真。悔しい結果となりましたが、11レース戦い抜き晴れやかな様子の日本チーム。
大会5日目・決勝2日目
今朝は曇天でしたがいつもより肌寒い朝でした。
コーチミーティングで展開された天気予報は「昨日とほとんど同じで若干西よりの風。ガストで20ノット。」で、そのとおりのコンディションになりました。
大会6日目・最終日の天気予報で風が期待できないことから、本日3レース実施したいとの運営の意向があり、コンディションも安定した良い風が吹いたことから計画通り男女とも3レース実施しました。
男子ゴールドフリートの元尾選手は3レース目に会心のレースを見せます。
風速の上がった15ノット前後の風のなか、本部船寄りから良いスタートを切り、だれも前を通らせずにシングルで第1マークを回航。2回目の上マーク(第3マーク)まではほとんど順位を落とさずに来ましたが、フィニッシュまでのリーチングレグを含むダウンウィンドで約10艇抜かれてしまい19位でフィニッシュしました。抜かれはしたもののタフなコンディションのなか世界トップレベルの選手たちと肩を並べて走れたことは自信になったと思います。
男子シルバーフリートの豊島選手は、4-7-10位と3レースを手堅くまとめシルバーフリート2位をキープしています。岡田選手も最初のレースは6位となりましたが、風速が上がるとどうしてもスピード差があるようでなかなか良い順位をとることができませんでした。
女子は抜井選手が5-7-15位と安定したレース運びを見せ、総合11位まであがってきました。山﨑選手は課題のスタートで苦戦していますが、3レース目には良い順位には結びつかなかったものの良いスタートを切ることができました。大槻選手は2回目のアップウィンドのレグで順位をキープできずに苦戦していましたが、2レース目には上位の選手に肉薄する良いレースを見せました。
なお、大会の優勝は男女とも最終日を待たずに決しており、男子はイタリアのNiccolo選手。女子はスイスのAnja選手が安定したレース運びで世界チャンピオンに決定しました。
明日の最終日・最終レースはシリーズの総仕上げとして、各選手が納得のいく順位を取って欲しいと思います。
本部船寄りから良いスタート決める元尾選手。会心のスタートとなりました。
良いスタートを決める抜井選手。3本とも良いスタートが切られました。
スタート前のポジション争いをする山崎選手。どうしてもはじき出されてしまいます。
スタートする岡田選手。スタートダッシュを決めることが課題です。